だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ
都築響一さんのことをこのキーワードで思い出し、最新の本を買ってみたら、これがやはり面白い。
まだ、少ししか読んでないのだけど。
内容はタイトルの通り「本」がテーマで、書店の取材、書評、作家単位の書評など沢山の文章が一冊になっている。
書き下ろしではなく、雑誌や新聞に掲載された15年間の記事が集約されたもの。
つまり、都築さんの「本」に関わる文章をひたすらまとめた本。
はじめ本のタイトルをみて、ふかーいサブカルチャーなイメージをうけたが、分かりやすく気楽な文章で読みやすい。
この本で、國華なる、明治時代からつづく超ロングラン豪華雑誌があるのを知りました。
そして、この雑誌のデジタル集約のDVD版は250万円。ってのもまたすごい。量と内容からしたら妥当なのかもだけど・・。